こだわり

週刊上田抜粋

あさひ屋は昭和35年の創業当時は和菓子の卸専門、現在地に開店してから洋菓子も含めた製造販売を始め、30年がたちました。
和菓子は上生菓子、餅菓子、おやき、どら焼、あられ。洋菓子はケーキから焼き菓子まで種類が豊富。店主の池田昇さんは「広く浅く、なんですよ(笑)」と言いますが、長く地元から愛されてきたお店の心意気を感じます。
いちご大福130円はこしあんと餅がいちごのフレッシュさを際立たせます。葛尾もなか130円はくるみ入りの白あんであっさりした風味、かりんとうまんじゅう100円は外側がサクサクで香ばしく、中側の生地はもちっと感じられます。
サブレ130円は最中の皮に生地を入れて焼いたオリジナルで、軽い味わい。ケーキは定番の三角形で気取りがありません。
臼と杵でつく切餅756円は年中4種類を用意。内祝に使う赤飯は1合350円~、デコレーションケーキ(お誕生日、雛祭りなど)5号2600円~とも前日までに予約を。
赤ちゃんの1歳のお誕生祝で背負わせる「一升餅」2700円~は、「紅白にして」「半分をすあまで」などカスタマイズ可能(2~3日前までに予約を)。またもち米を持ち込んで、餅や赤飯を頼む近所の人もいるそうです。
おやきの野沢菜は毎年数100kgを漬け込み、育成会のお菓子の用意なども。「家族でやっているので、できることは応えていきたいんです」と小回りもききます。気軽に寄ってお茶菓子や手土産に買っていきたい、普段着のお店です。